ファイル共有ソフトで前科者になった

shareで漫画をアップして摘発され前科者になったので、体験したことを書いてく

弁護士

ファイル共有ソフトで前科者になった -その25- 〈押収品返還、弁護士報酬〉

検事取調べの翌日、××警察署の刑事から電話がきた。 押収品を返還するので受取りに来てほしいとのこと。なるべく妻も一緒に来るようにと。 夕方6時に約束。 仕事から帰って妻と一緒に車で警察署に。 生活安全課の相談室で待っていると、刑事が大きな段ボー…

ファイル共有ソフトで前科者になった -その22- 〈検察の求刑・懲役か罰金か〉

検察からの検事調べの呼び出しハガキが入っていないか、仕事から帰るとポストを毎日確認する。 1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月・・・来ない。 タイムリミットのある逮捕勾留してる事件(身柄事件)が優先で、俺のような在宅事件は後回しになるとわかっているが、や…

ファイル共有ソフトで前科者になった -その21- 〈会社へ報告〉

弁護士と打合せするため弁護士事務所に行く。 弁護士が検事と面会したとき、俺が会社からの懲戒処分を受けたか検事が気にしていたとのこと。 弁護士の見解としては、社内処分を受けていれば「既に社会的罰を受けている」ということで検事が起訴猶予とする可…

ファイル共有ソフトで前科者になった -その13- 〈弁護士に法律相談、弁護人専任〉

家宅捜索の数日後、予約をしていた法律相談のため弁護士事務所を訪問。 自分の状況と質問事項をまとめた紙、 ACCS発表の毎年のファイル共有ソフト全国集中一斉取締りのマスコミ発表を印刷した紙、 著作権法の該当部分を印刷した紙、 法務省発表の刑事事件の…

ファイル共有ソフトで前科者になった -その7- 〈家宅捜索後3・弁護人探し〉

国選弁護人は起訴後しか認められないので遅すぎるし、ある程度の収入がある俺に国費負担は認められず私費負担になるだろう。 留置所には法律事務所のリストが備え付けられており、逮捕されてから看守に頼んで弁護士に来てもらい依頼することは可能なようだが…