ファイル共有ソフトで前科者になった -その26- 〈判決〉
罰金額はいくらになるだろう。
略式手続だから100万円を超える事は無く、審理がないから検事の求刑=判決となる。
ネットで見た判例だと50万の事件もあれば100万の事件もあり、今回立件されたのは5冊分なので大きくはないが、検事が余罪部分をどう考えているかで違ってくる。(起訴されてない余罪を量刑に直接反映させるのは違憲なので5冊分で判断されるはずだけど)
スピード違反と違って事例が少ないから予想が難しい。
12月初旬、不在通知が入っていた。郵便種別「特別送達」。来た・・・
再配達で受け取る。封筒に簡易裁判所の文字。
緊張しながら封筒を開ける。
主 文 被告人を罰金 50万円に処する。 |
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終わった。
摘発されてから10ヶ月、決着がついた。
弁護士費用が着手金30万+報酬60万で90万円、罰金50万円で計140万円。
今後の人生への影響、プライスレス。
弁護士事務所に行きお礼と報告。
年配刑事にも電話して報告。
翌日に課長に命令書をコピーして提出。
「こんなに罰金とられるんだ。大きいね。」と驚いていた。
処分、重くなるかな・・・
「素直に罰金を払って刑事の処罰を受けてるので、社内の罰は重くしない」
という方向になったらいいな。