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ファイル共有ソフトで前科者になった

shareで漫画をアップして摘発され前科者になったので、体験したことを書いてく

ファイル共有ソフトで前科者になった -その13- 〈職・贖罪〉

俺の会社の就業規則では、禁固以上の刑事罰をくらえば解雇となる。懲役で執行猶予がついても解雇である。罰金刑で済んでも非違行為に対する処分として懲戒解雇になるかもしれない。
なら今仕事をがんばっても無駄じゃないかという気もしてくる。
職場には発覚前に自己申告したほうが心証は良いだろうが、黙っておいてバレずにすごせるならそのほうが良い。どうするべきだろうか。

刑事によれば、警察から職場に「おたくの社員が容疑者になりましたよ」と連絡が行くことは無いらしいが、もし逮捕されれば22日間も出勤できないこととなり、弁護士経由で理由を説明せねばならず、発覚は免れない。
現時点で自己都合退職したときの退職金を計算すると200万円くらいになり、クビになって退職金無しになる前に自己都合退職すべきだろうか?それとも仕事を続けられる可能性にかけるべきだろうか?とても悩む。

その後数日間、家に帰ると毎日妻のノートPCを使って弁護士ドットコムでファイル共有ソフト著作権法違反関係のQ&Aを調べていた。
大阪の奥村徹弁護士がネット関係に非常に詳しく電話での相談も受けるとのことで、
電話をかけると奥村先生本人が出て、お忙しいところすいませんと挨拶し事件の概要を簡単に説明して相談に乗ってもらった。もう覚えておられないと思いますが、その節はありがとうございました。

被害者への謝罪文を書いた。マンガの著者と出版社あてに2通。
そもそも受け取ってもらえるかもわからないし、全国一斉集中取締りで定例的に共有ユーザーへの見せしめとして告発しているだろうから何の意味もないかもしれないが、何かしたかったので。
自分のしたこと、贖罪(被害弁償)したい意思と内容、反省の意を便箋8枚に書いた。
手書きで長文を書くなんて十数年ぶりで自分の字が下手になってることに驚いたが、ゆっくり丁寧に。